国内14の国立公園の一つ、ネルソンレイクス国立公園での
トランピング(トレッキング)実習。
photo:Yoshio |
ネルソンレイクスは、氷河期時代の氷河によって造形されたロトイティ湖と
ロトロア湖という二つの大きな湖からなっていて
湖に反射する山々の景色がとても美しい国立公園です。
湖の周辺には、車いすでも回ることのできる散策トラックから
何日もかけて踏破する本格的なトランピングトラックまでが
網の目のように交錯していてトランピング愛好者に親しまれています。
我々が今回トランピングを行ったのはロトイティ湖。
今回のトランピングは湖の周辺を1泊2日で回るコース。
メンバーは私を含めて8人。
基本的に湖に沿って歩くので、標高も変わらず、アップダウンの少ない軽度なトランピングでした。
私自身、今回はNZで2回目となる本格的なトランピングでしたが、荷物の軽量化にもどうにか成功し、軽快なトランピングでした。
宿泊はHut、日本でいう山小屋です。
今回はColdwater Hutに泊まることになりました。
ただ初日、Hutへの最短ルートをとるには川を横断しなくてはなりません。
ロトロア湖という二つの大きな湖からなっていて
湖に反射する山々の景色がとても美しい国立公園です。
湖の周辺には、車いすでも回ることのできる散策トラックから
何日もかけて踏破する本格的なトランピングトラックまでが
網の目のように交錯していてトランピング愛好者に親しまれています。
我々が今回トランピングを行ったのはロトイティ湖。
今回のトランピングは湖の周辺を1泊2日で回るコース。
メンバーは私を含めて8人。
基本的に湖に沿って歩くので、標高も変わらず、アップダウンの少ない軽度なトランピングでした。
photo:Yoshio |
宿泊はHut、日本でいう山小屋です。
今回はColdwater Hutに泊まることになりました。
ただ初日、Hutへの最短ルートをとるには川を横断しなくてはなりません。
橋が設置された安全な迂回ルートをとると、さらに3時間余計に歩かなくてはなりませんでした。
そして川の水深などを観察した結果、水深が深いところで約50cmほどだったので、全員靴を脱いで素足で川を横断することに…
一見楽に見えますが、NZの真冬の山岳地帯の水温はかなり低いです。
しかも、これが流水となると、足に当たる川の水の感覚は強烈です。
「冷たい」というより、一歩踏み入れると、もはや「痛い」という感覚…
いくつかの川を横断しましたが、とにかく水の冷たさは半端ではありませんでした。
どのリバークロッシングも、わずか数十秒ですが、とてつもなく長く感じました…
Coldwater Hutという、名前の意味が少し分かりました。
Hutはとても清潔にしてあります。
これまでNZで、いくつかのHutを見てきましたが、どこもとてもきれいにしてあります。
NZ国内の全ての国立公園のHutを管理するのは、Department of Conservation (DOC)。
しかしその清潔さは、DOCのおかげというより、利用者のモラルの高さにあるように感じます。
こうした、簡素ではあっても、アウトドアで欠かせない大切な施設が、大自然の中で常に整っているNZの環境というのは、本当に素敵だと思います。
室内にあるのものは非常にシンプルですが、暖炉、テーブル、椅子、ベッド。ベッドの上にはマットがあります。このHutは、それほど広い方ではなく、ベッドは12床分。
利用料は一泊一人5ドル10セント(約400円)と非常に安いのも驚きです。
とても寒い夜でしたが、暖炉の薪がはじける音を聞きながらゆっくりとした時間を過ごすことができました。
翌朝、夜明けの湖の風景は、まさに息をのむ美しさです。
その景色は、カメラのシャッターを切った、次の瞬間には
また次の表情を見せてくれます。
太陽、空、雲、山、湖、水鳥たち、それぞれの景色の主人公たちが、刻々と額縁の中で変化していく素敵な絵画を見ているようです。
気温は、ほぼ零度。
しかし、この寒さでキウィの若者が何をするかと言えば…
2日目も、湖に沿って歩くアップダウンの少ないトランピング。
前回、非常に辛いトランピングを体験したため、ちょっとトランピング恐怖症になりかけていた私でしたが、今回は逆に、もっと歩いてみたいと思わせる、総じて軽快なトランピングでした。
個人の体力レベルやその目的によって様々な楽しみ方が出来る。
トランピング、いいですね。
photo:Yoshio |
一見楽に見えますが、NZの真冬の山岳地帯の水温はかなり低いです。
しかも、これが流水となると、足に当たる川の水の感覚は強烈です。
「冷たい」というより、一歩踏み入れると、もはや「痛い」という感覚…
いくつかの川を横断しましたが、とにかく水の冷たさは半端ではありませんでした。
どのリバークロッシングも、わずか数十秒ですが、とてつもなく長く感じました…
Coldwater Hutという、名前の意味が少し分かりました。
Coldwater Hut photo:Yoshio |
Hutはとても清潔にしてあります。
これまでNZで、いくつかのHutを見てきましたが、どこもとてもきれいにしてあります。
NZ国内の全ての国立公園のHutを管理するのは、Department of Conservation (DOC)。
しかしその清潔さは、DOCのおかげというより、利用者のモラルの高さにあるように感じます。
こうした、簡素ではあっても、アウトドアで欠かせない大切な施設が、大自然の中で常に整っているNZの環境というのは、本当に素敵だと思います。
室内にあるのものは非常にシンプルですが、暖炉、テーブル、椅子、ベッド。ベッドの上にはマットがあります。このHutは、それほど広い方ではなく、ベッドは12床分。
利用料は一泊一人5ドル10セント(約400円)と非常に安いのも驚きです。
photo:Yoshio |
とても寒い夜でしたが、暖炉の薪がはじける音を聞きながらゆっくりとした時間を過ごすことができました。
photo:Yoshio |
翌朝、夜明けの湖の風景は、まさに息をのむ美しさです。
その景色は、カメラのシャッターを切った、次の瞬間には
また次の表情を見せてくれます。
太陽、空、雲、山、湖、水鳥たち、それぞれの景色の主人公たちが、刻々と額縁の中で変化していく素敵な絵画を見ているようです。
photo:Yoshio |
気温は、ほぼ零度。
しかし、この寒さでキウィの若者が何をするかと言えば…
photo:Yoshio |
2日目も、湖に沿って歩くアップダウンの少ないトランピング。
photo:Yoshio |
前回、非常に辛いトランピングを体験したため、ちょっとトランピング恐怖症になりかけていた私でしたが、今回は逆に、もっと歩いてみたいと思わせる、総じて軽快なトランピングでした。
個人の体力レベルやその目的によって様々な楽しみ方が出来る。
トランピング、いいですね。