photo: Yoshi |
その名の通り、シーカヤックを使ったサーフィンなんですが、正直私は、もう少し優雅なものだと思っておりました…
NZでのシーカヤックサーフィン、かなりアドベンチャーです!
場所は、南島北部東海岸のRobin Hood Bay。
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その中でもこのBayは、湾の形状が、太平洋の波をきれいに受け止め、常にある程度の高い波が立つポイントとして有名です。
絶好のサーフィンスポット。
私も、シーカヤックはある程度の経験もあり、小さな波乗りならそれなりに楽しんだ経験もありますが、ここの波を見て、さすがにちょっと…ビビリました。
ウェアは、ヘルメットにウェットスーツ、当然PDF(ライフジャケット)。
完全防備です!
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艇は、シーカヤック、リバーカヤック、シットオンカヤック。
シットオンタイプのカヤックは、最も安全で初心者向きということになるでしょう。
シーカヤックは破損や怪我の恐れもあるので、ラダー(舵)がないものを使いました。
ラダーが装着されているカヤックは、ラダーが使えないよう、固定しての使用でした。
まずは講師から注意事項のレクチャーを受け、勇気のある者からどんどん沖に出て行きます。
で、私も挑戦しました。
まずは、タイミングを見ながら、高い波を越え、沖に出ます。
そして、当然のように、誤っていきなりでっかい波に挑戦してしまい…
カヤックから見る波は、もっと大きく感じました。
まさに巨大な水の壁が迫ってくる恐怖です…
波乗りに失敗し、波にもまれると、あとはかなり、きついです…
一度、掴もうとカヤックのロープを握りましたが、波のものすごい力に引っ張られ、手のひらが血だらけになりました…
カヤックは一気に体から離され、飛ばされるように砂浜の方向に消えていきました。
あとは、パドルを離さないよう泳ぐだけで精一杯な状態となります。
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ただ、流されるカヤックは、コックピット内に大量の水が入り、非常に重くなったまま、波の強烈な力でさらわれていきます。先端は鋭利ですし、とても危険です。
事前に、流されるカヤックと砂浜との間に、人がいないことなどを十分に確認する必要があります。
このように、シーカヤックサーフィンを楽しむには、場所を選ぶことが非常に大切なポイントになるかと思います。
カヤックを喪失しにくい湾内で、障害物が少なく、他にスイマーなどがいないこと。
このような条件を満たせば、シーカヤックサーフィン、かなりアドベンチャーなアクティビティです。
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波に乗ると、あとは、パドルをうまく舵のように使って進むことになります。
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カヤックの、よりアドベンチャーな使い方です。
失敗して波に揉まれて苦しむことさえ快感になってくると、結構ハマルかも…
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