ラベル Adventure Trip 日誌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Adventure Trip 日誌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年2月27日月曜日

学校のPRビデオに出演!




 NZの大学・教育機関では、今やアジア人留学生をどう取り込むかが大きな課題。


 特に、MBAなどとは一線を画した、NZが得意とする独自の分野で新たな日本人留学生を獲得しようとしたオリジナル教育プログラムが面白い!



 その一つがアドベンチャーツーリズム

 PRビデオに(かなり偉そうに…)
出演させていただきました!


 ひどい英語ですが…そこは勘弁して下さい^^

2011年11月16日水曜日

Coasteering again!-やめられない止まらない…

先日再びコーステアリングに行ってきました!

前回は初めてのコーステアリングということで、超初心者向けのコースでしたが、今回はいきなり超ド級のハードコース

コーステアリングの醍醐味を身をもって体験しました。
これは本当におもしろい!!

                                                                                                            photo: Yoshio

場所はNZ南島北部東海岸のWhites Bay
ビーチそのものは、家族連れでにぎわう、美しい海岸。
で、我々が向かったのは海に面して左側に進んだ、こちらの岩場。

                                                                         photo: Yoshio

コーステアリングは一般的に、潮が引いている時間帯に、移動が困難な海岸線を、岩場などに沿って移動していくもので、時にロッククライミング、ボルダリング、スイミングなど、いろいろな技術を使いながら、とにかく海岸線をガンガンと突き進んでいくアクティビティー。NZではけっこう歴史は古いと言われるアドベンチャーアクティビティの一つです。


                                                                                                           photo: Yoshio
装備は前回同様、ヘルメットにウェットスーツ、パドルジャケットにライフジャケット。靴はダイビング用のブーツ。今回の場所は沖縄のように岩がどこも険峻な場所だったので、参加者の多くは手袋も着用しました。

                                                                                                             photo: Yoshio
出来るだけ海面に落ちないように、岩にしがみつきながら移動します。

写真では見にくいですが、今回のポイントには時々オットセイの姿も見られました。


         左端にオットセイが寝ています   photo: Yoshio
彼らが泳ぎ回るすぐそばで、海面に落ちることもしばしば。
どんどん突き進んでいきます。

今回の岩場は、どこもかなり鋭く尖った岩が目に付きました。

                         photo: Yoshio
コーステアリングは、移動中の不注意の転倒などが簡単に重大な怪我につながります。
完全防備はもちろんですが、常に十分な注意が必要です。

そして、コーステアリングの恒例行事の一つ、ジャンピング大会
しかし今回のポイントは、本当に高かった…

                  photo: Yoshio
高さは9メートル。下から見ると…まあいいですが、上から見ると、まさにありえない高さ。
私も2回飛びましたが、これは怖かった…人生でもっとも怖い体験の一つとなりました…

私も…
さて、そして今回最後のポイント。

岩場の隙間にある洞窟を泳いで抜けるコース。

このポイント、波が押し寄せるたびに水面が急激に押し上げられ、洞窟内で岩と波が激しく打ち合う、一見したところ、絶対にありえないコース…

              photo: Yoshio
しかし、今回のガイドは、我々のアドベンチャーツーリズムの専属チューター、トビー。
妥協はありません…

しかし、信頼できる男でもあります。

コーステアリングで、最も危険で、最もスリリングなシュチュエーション。

2人、3人のグループで波のタイミングを見ながら、岩場に落ちていきます。
そして、波の押し寄せるタイミングに、一気に泳いで出口を目指します。

これは本当にかなりスリリングです。
狭い洞窟内は、波のタイミングで激しく水面が上下しますし、打ち合う波で時々視界もさえぎられます。

                 photo: Yoshio
一気に抜けると、仲間が待っています。

しかしここも狭い岩場。タイミングをよく見ないと、波に引きづられて沖に流されてしまいます。押し寄せる波にうまく体を合わせて岩場に上がります。

                  photo: Yoshio
コーステアリングのセオリーは単純ですが、このようにかなり危険度が高いアクティビティー

しかし完全防備と、フィールドの状況をしっかりと把握した上で行うと
これはまさに、どこでも出来て、海と陸と一体となれるアドベンチャー

これは、おもしろい!

                          photo: Yoshio




















2011年11月1日火曜日

Sea Kayak Surfing-カヤックでサーフィン!

さて、シーカヤックサーフィンを体験しました。



                photo: Yoshi

その名の通り、シーカヤックを使ったサーフィンなんですが、正直私は、もう少し優雅なものだと思っておりました…

NZでのシーカヤックサーフィン、かなりアドベンチャーです!
場所は、南島北部東海岸のRobin Hood Bay

                photo: Yoshi
NZの海岸は、その場所や地形によって、波の立ち方や雰囲気が大きく異なります。

その中でもこのBayは、湾の形状が、太平洋の波をきれいに受け止め、常にある程度の高い波が立つポイントとして有名です。

絶好のサーフィンスポット。

私も、シーカヤックはある程度の経験もあり、小さな波乗りならそれなりに楽しんだ経験もありますが、ここの波を見て、さすがにちょっと…ビビリました。

ウェアは、ヘルメットにウェットスーツ、当然PDF(ライフジャケット)。
完全防備です!


                           photo: Yoshi

艇は、シーカヤック、リバーカヤック、シットオンカヤック

シットオンタイプのカヤックは、最も安全で初心者向きということになるでしょう。

シーカヤックは破損や怪我の恐れもあるので、ラダー(舵)がないものを使いました。
ラダーが装着されているカヤックは、ラダーが使えないよう、固定しての使用でした。

まずは講師から注意事項のレクチャーを受け、勇気のある者からどんどん沖に出て行きます。

で、私も挑戦しました。

まずは、タイミングを見ながら、高い波を越え、沖に出ます。




 しかし、サーフィンに関しては完全に初心者。 まずは自分が乗れる波の大きさを見定めることが大変でした。
そして、当然のように、誤っていきなりでっかい波に挑戦してしまい…



カヤックから見る波は、もっと大きく感じました。

まさに巨大な水の壁が迫ってくる恐怖です…

波乗りに失敗し、波にもまれると、あとはかなり、きついです…


                          photo: Yoshi
 サーフボードと違い、全長5メートル、重さ数十キロのシーカヤックの場合、このクラスの波に揉まれるともはや手で掴むことはかなり危険です。

一度、掴もうとカヤックのロープを握りましたが、波のものすごい力に引っ張られ、手のひらが血だらけになりました…

カヤックは一気に体から離され、飛ばされるように砂浜の方向に消えていきました。

あとは、パドルを離さないよう泳ぐだけで精一杯な状態となります。



                photo: Yoshi
流されたカヤックは、必ず砂浜に打ち上げられるので、失う心配はありません。 カヤックには、水没しないよう、コックピット内にフロートをはめ込んでいます。

ただ、流されるカヤックは、コックピット内に大量の水が入り、非常に重くなったまま、波の強烈な力でさらわれていきます。先端は鋭利ですし、とても危険です。

事前に、流されるカヤックと砂浜との間に、人がいないことなどを十分に確認する必要があります。

このように、シーカヤックサーフィンを楽しむには、場所を選ぶことが非常に大切なポイントになるかと思います。

カヤックを喪失しにくい湾内で、障害物が少なく、他にスイマーなどがいないこと。

このような条件を満たせば、シーカヤックサーフィン、かなりアドベンチャーなアクティビティです。


                photo: Yoshi
サーフボードと違って、体がカヤック内に固定された状態なので、スリルもそれなりに高いです。

波に乗ると、あとは、パドルをうまく舵のように使って進むことになります。


                          photo: Yoshi
波乗りの要領が分かってくると、これは本当に楽しいです。

カヤックの、よりアドベンチャーな使い方です。

失敗して波に揉まれて苦しむことさえ快感になってくると、結構ハマルかも…



                          photo: Yoshi































2011年10月10日月曜日

Coasteering-コーステアリングって?

Coasteering(コーステアリング)というアクティビティをご存知でしょうか。

私は先日、初めてこの言葉を聞きましたが、実際に先週、体験してきました。
なかなか面白いアクティビティです。

photo: Yoshio
場所はNZ南島北端のGolden Bay


上の写真はコーステアリングのため、砂浜を一行が移動しているところですが、そのまま行くと、当然正面の岩場にぶつかってしまいます。さて、どこに行くのだろうかと思いますが…


photo: Yoshio
実はそのまま、どんどん海岸線に沿って、岩場を突き進んで行くのです。これがコーステアリングです。


特に細かい定義やルールはないようですが、NZでのこのアクティビティの歴史は結構古いそうです。


photo: Yoshio
一般的には、潮の引いている時間帯に、ボートなどを使わず、比較的移動が困難な海岸線に沿って岩場を移動するもので、岩にしがみつきながら移動する点はロッククライミングやボルダリングに似ています。


どうしても岩場の移動が困難な場合は、海水の中を歩いたり、泳いだりして移動します。


photo: Yoshio
岩場が険しいほどスリルも増し、洞窟などをくぐるのも楽しみの一つです。


photo: Yoshio
岩の崩落や転落の危険性が高く、ヘルメット、ウェットスーツ、ライフジャケット(PDF)、ブーツなどを着用して行います。


ウェットスーツやライフジャケットは、体温維持や水中転落時に溺れるのを防ぐだけでなく、岩などに転落した際の怪我の軽減にもなるので着用が望ましいと思います。


photo: Yoshio
これだけフル装備で行うと、もはや「なんでも来い」状態
険しい岩場をガンガン進んで行く気分は完全にアドベンチャー


そしてコーステアリング、最後には安全なポイントで海面へのジャンピング大会となります。


photo: Yoshio
現在、コーステアリングという名前でこのアクティビティが沖縄で行われているかどうかは定かではありませんが、似たようなアクティビティはあるように思います。別の言い方をすれば、いわば海岸散歩です。ただ、散策、散歩と言うより「コーステアリング」などと言うと一気になんか格好良く、アドベンチャーっぽくなりますね。


本土の一部の地域では実際にコーステアリングという名前で行われているようです。


photo: Yoshio

これ、意外に面白いです。


沖縄の海岸の岩は、NZや本土の岩に比べ、鋭く尖った岩が多いので、そのあたりがちょっと気になりますが、海岸線は豊富ですから、安全性の確保できる場所で是非やってみたいものです。





2011年9月30日金曜日

Tramping Track-トレッキングルートで見る環境政策


NZの山道、この写真の中にNZの観光政策を象徴する人工物が隠されています。さて…


photo: Yoshio
 答えをご紹介する前に…

NZにある全14の国立公園の一つカフランギナショナルパークでのトランピング実習。

photo: Yoshio

カフランギNPはNZ南島の北西に位置していて、全面積は45万ヘクタールと沖縄県全域の2倍、国立公園としてもNZで2番目の広さをほこっています。古代に堆積した海底が隆起して造形された山々は、大理石の荒々しい岩肌、絶壁、洞窟から熱帯雨林まで、バラエティーに富んだ景観を楽しむことができます。

photo: Yoshio

総延長570キロにも及ぶトランピング(トレッキング、登山)ルートが人気で、毎年、国内外から多くの観光客がトランピングを楽しむために訪れています。

私たちが今回歩いたのはCobb Valleyと呼ばれるルート。

ネルソン周辺では数少ないダムの一つ、Cobb Damに注ぐ源流の谷沿いを歩きます。
トラックは比較的平たんで勾配も緩やか、初心者にもお薦めの軽度なトランピングルートの一つです。

photo: Yoshio
さて、NZ観光における国際観光客の旅行目的のトップとなっているトランピング
国立公園だけでなく、トランピングトラックは町外れの小さな丘まで、まさに国中に張り巡らされていて、NZ国民にとっても最もポピュラーなアクティビティの一つです。

そして実際に歩くトランピングのトラックですが、その整備のあり方はNZの環境保護の精神や観光政策を象徴していると言えるでしょう。

NZのトランピングの最大の楽しみは、なんといっても壮大な自然の中にトリップしているという感覚そのもの。

photo: Yoshio
したがって、トランピングルートでは建造物や人工物、人の手が加わったものが容易に視界に入らないよう、可能な限り排除されています。しかし、トランピングの安全性や生態系の維持のために、どうしても人の手を加えないといけない場合もあります。そうした場面におけるNZの配慮の一例をちょっとご紹介します。

例えば冒頭でも示した下の写真ですが、一見すると人工物の全くない自然のトラックに見えますが、実はこの中に人工物はしっかりと設置されています。

photo: Yoshio

もう少し近づくと、こんな感じです。


photo: Yoshio


これでも、ただちょっと大きな石があるだけ、と思いますが…
実はその石の下を覗きこむと…


photo: Yoshio

小さな水路を維持するため、プラスチック製のパイプが設置されています。

こちらは比較的新しく設置されたもの。

photo: Yoshio
こうして設置されたものは、年月がたち草木に覆われると、ほぼ完全に自然の一部となり、下の写真のように、発見するのは容易ではなくなります。

photo: Yoshio
このように、自然を楽しむトランピングルートでは、自然の景観を壊さないよう、様々な細かい工夫が凝らされているのです。

非常に丁寧に、意地悪く言えば「巧妙に」人工物が隠されています。

トラックには、その他にも人の手が加えられた場所があります。

photo: Yoshio

photo: Yoshio
上の写真は、いずれも湿地帯で足場が悪かったり排水路が必要な場所で、大きな石や土を使って整備しています。

それなりに「人が手を加えたものであろう」と推測できるものもありますが、きれいに自然に溶け込んでいます。

幅の広い川を横断するトラックには橋が設置されています。

photo: Yoshio
自然の雰囲気を壊さないデザインや色使いもうかがえますが、安全性と景観を維持するための工夫も凝らされています。

photo: Yoshio
人の目に見える場所はほとんど自然の木で作られています。
しかし、人の目に付きにくい橋の下を覗きこむと…

photo: Yoshio
肝心な場所はしっかりとで作られています。

これらのトラックは、いずれも国立公園内。
もちろん車両でのアクセスが不可能な場所
トランピングルートを、少なくとも3~4時間以上歩かないと到達できない場所です。

中には、何日も歩かないと到達できないような山深いトラックでも、このような配慮がなされています。

NZでこれらトランピングトラックを管理するのは、これまでにも何度かご紹介した国の機関DOCDepartment of Conservation)。コンクリートなどでがっちりと固定するわけではないので、当然定期的な維持管理が必要となります。近い距離なら職員が歩いて管理することも可能でしょうが、遠い距離へは、下のようにヘリコプターを使って行うことになります。

photo: Yoshio
徹底的な景観の維持のためにかけられる、膨大な手間と労力

ここまで丁寧に維持された「自然」の道には
不思議と人が捨てたゴミも見られません。

NZのトランピングトラックのゴミのなさには本当に驚かされます。

管理する側、つまり招く側と、招かれる観光客双方の、景観の維持にかける思いが一つになっているように感じます。




2011年9月16日金曜日

Adventure Guiding

今週は、Marlborogh Soundsでのシーカヤック。



photo:Yoshi
 今回のトリップは学校のカリキュラム中のAdventure Guidingの試験の一環で、2泊3日のNZでのシーカヤックツアーを、企画からガイディングまで、全て実際に自分たちで行うというもの。いわば一年間のコースの最終試験で、客役が同じコースの学生たちとはいえ、なかなか大変でした。

Marlborogh Soundsでのシーカヤックは今回が3回目。
しかし、今回私たちがトリップを計画したのは初めてのエリア。

トリップの計画、パンフレット作りから始まり、ようやくトリップ!となりましたが、トリップ中の強い風が予想されたため、ルートは代替案に変更。こうした悪天候時の代替案やガイディングスキルも試験の採点基準となります。

結局、出発はMarlborogh Soundsの東側にある、Duncan Bay

風だけでなく雨も予想されたため、2泊ともエリア内にあるMatai Hut(山小屋)に泊まるツアーとなりました。


photo:Yoshi
今回のツアーを企画、ガイドしたのは、私を含めて3人のグループ。
私がガイドを担当するのは3日目

1日目、2日目と無難に終わり、ようやく私がガイドを行う3日目。

しかし天気予報は、この日30~35ノットの強い北風を予想
時速にすると50~60キロ程度の、かなり強烈な風です。

最悪の自体も想定しながら朝を迎えましたが、朝の海は極めて穏やか。
風も波もなく、湖のような静けさ。


photo:Yoshi

そのため、朝の1時間程度は、北向きのパドリングも可能と判断し、荷物をたたみHutを出発した一向は、北側にある小さな無人島を巡りながらのパドリング。

しかし、予報通り、パドリングを開始して1時間程度で、徐々に波、風が騒ぎ始めました。

北側にある島々の遊覧を終えて、後はひたすら南方向にあるDuncan Bayに戻るだけ。



まさにこの写真の10分後、天気は急変…
photo:Yoshi
 北風にどんなに押されても、あとは風、波に乗るだけ…へっちゃら…、と思ったのは甘かった…

天候はまさに、わずか10分程度の間に急変
波、うねりが出始め、海面を猛烈な風が走り始めました。
波頭の潮は、風に煽られ、時おり竜巻を作りながら、吹き上がります。

しかしそこは、客役は全てアドベンチャーツーリズムの学生、しかも私以外は全艇が安定した大型のダブル艇ということもあり、波と風に押され、時おりサーフィンをしながらのパドリングとなりました。

最悪だったのは、ガイド役の私…。

大型のダブル艇がどんどん進み、一人シングル艇の私が取り残され、先を行く客役が時おりルートを見失う事態に…。

雨も降り始め、客役のストレスと疲労も徐々に増してきたようで、さすがにアドベンチャーガイディングの難しさを痛感しました。

一方で、一生懸命事前に覚えたMarlborogh Soundsの様々な情報や、自然、生態系にまつわるガイディング中の小話は、海が荒れる前後にクライアントに提供することができ、そのあたりは好評をもらいました。


photo:Yoshi

私が担当したガイド中の料理も◎だったようで、このあたりも悪天候時の失態を救ってくれ、どうにか最終試験は、パス。

しかし、Marlborogh Sounds、

美しい景観とその複雑な地形は、自然の怖さも同時に教えてくれました。