photo:Yoshio |
トランピングという言葉を初めて聞いた時は、いったいどんなアクティビティかと思いましたが、つまりはトレッキングのことです。ニュージーランドと一部のオーストラリアでのみ使われている表現のようです。
さて、日本でもほとんど経験のない本格的なトランピング。
私にとってAVT初のトランピングはネルソン市内から車でおよそ1時間の
カフランギ国立公園。
photo:Yoshio |
5億5000万年の歴史をもつという岩や亜熱帯雨林、高地の低草木など、複雑で多様な自然に触れることのできる45万ヘクタールの壮大な国立公園。トランピングを楽しむために、毎年多くの観光客が訪れていて、ウォーキングトラックの総延長は570キロに及びます。
さて、私たちの今回のルートは、一泊二日でマウントアーサー周辺を巡るトラック。
初日は休憩を含め、およそ4時間の軽いトランピング。
宿泊はDry Rock Shelterでの野営。
近くにはハットと呼ばれる、山小屋もあります。
Salisbury Lodge photo:Yoshio |
山小屋の利用料金は15ドル。
かなり清潔で、使いやすいように工夫されていました。
さて、私たちが今回泊まったのはシェルター。
で、一体そこに何があるのかといえば、大きな岩や、壁がある。基本的にそれだけです。
で、一体そこに何があるのかといえば、大きな岩や、壁がある。基本的にそれだけです。
Dry Rock Shelter photo:Yoshio |
岩やせり出した壁が、野営を若干助けてくれる、そんな感じです。
私もシェルターの下にモンベルのテントを設営して宿泊しました。
夜中、明け方はかなり冷え込みます。
翌朝、まだ暗いうちから出発の準備を始め、8時にはスタートしましたが、
草に付着した水滴は全て凍っています。
私もシェルターの下にモンベルのテントを設営して宿泊しました。
夜中、明け方はかなり冷え込みます。
翌朝、まだ暗いうちから出発の準備を始め、8時にはスタートしましたが、
草に付着した水滴は全て凍っています。
photo:Yoshio |
2日目は7時間以上のトランピングとなり、
足場も悪く、私のローカットタイプの靴では時折バランスをとるのも厳しく、
特にひざをやられてしまいました。
後半は写真を撮る余裕もなくなってきました。
しかしそれでも、本当に美しいトラックでした。
どの場所にもごみ一つ見つけることはできませんでした。
トラックには本当に、足跡以外何もありません。
きついトリップでしたが、大きな収穫のある2日間でした。
きついトリップでしたが、大きな収穫のある2日間でした。
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