マオリ語ではAOTEAROA(アオテアロア)。
「白く長い雲のたなびく地」という意味。
「白く長い雲のたなびく地」という意味。
国土面積は約26万8000㎡。これは日本の国土のおよそ7割にあたり
日本全体から北海道を除いた広さに匹敵します。
2011年5月現在の人口推計は約440万人。NZの最新の人口推計
1956年にはわずか217万人だった人口は右肩上がりで増加し続けていて
この50年でおよそ2倍になったことになります。
人口が増えているといっても人口密度は1㎡あたり約16人。
日本は約343人ですから、NZの21倍となります。
最も大きな都市はオークランド。人口は約40万人(2011年現在の各市の発表)。
オークランド近郊を合わせると、その人口は125万人に上り
全人口の約3割が集中していることになります。
首都はウェリントン。市内の人口は約19万人。
一方、南島最大の都市はクライストチャーチ。人口は37万人となっています。
NZの名目GDPの総額は1946億4000万NZドル(2010年)。
IMFの推計によるランキングでは世界第52位となっています。(2009年は53位)
主な産業は畜産を中心とする農業や林業で乳製品や食肉、林産物を輸出しています。
うち国内観光客市場は 128億8300万NZドル(57%)。
海外の観光客からの収入は 95億3900万NZドル(43%)となっています。
直接的な観光収入のうち、NZ統計局が算出した生産高は65億4300万NZドルで
これは同じ時期のGDPの約3.8%にあたります。
このほか、観光産業の間接的な経済効果はさらに85億7700万NZドルあったと
されていて、合わせるとGDPの約9%を占めることになります。
されていて、合わせるとGDPの約9%を占めることになります。
1991年には約100万人だった国際観光客数は、年々増加していて
この20年で2.5倍になったことになります。
リーマンショックの影響を受け2009年に前年割れをした他は
ほぼ毎年前年を上回っています。
ほぼ毎年前年を上回っています。
観光局では、今後も年平均2.5%から3.5%の上昇を続け
2016年には国際観光客数は300万人を超えると予測しています。
国際観光客を国籍ごとに多い順に並べると
オーストラリア
約112万人 ( 45% )
イギリス
約22万人 ( 9% )
アメリカ
約19万人 ( 8% )
中国
約13万人 ( 5% )
日本
約8万人 ( 3% )
となります。NZ統計局 国際観光客の動向
そしてニュージーランドでも中国からの観光客は急激に増えています。
一方、減少が著しいのは日本からの観光客。
2008には中国人観光客数に抜かれるようになりました。
さらに詳細な観光データの紹介や沖縄観光とのデータ比較は
あらためてご紹介したいと思います。
あらためてご紹介したいと思います。
さて、私が県費留学生としてニュージーランドに渡ったのは今年2011年の2月。
それからしばらくは、学校生活に慣れるのにバタバタと過ごすことになりました。
そして、その間、NZと日本では、それぞれの地域にとって
これまでにない規模の大きな地震が相次いで発生しました。
Kia Kaha!
マオリの言葉で「強くあれ」という意味だそうです。
いまNZでは、日本と手を取りあって
一緒にがんばろうという運動が高まっています。
この年に、沖縄の県費留学生としてニュージーランドに渡った私にできること。
大変微力ではありますが、そんなことも考えながら、観光、環境、生活などなど
沖縄で10年間テレビ記者をしてきた目で見たニュージーランドを
いろいろな角度から発信していきたいと思います。
少々恥ずかしい思い出ですが、一時期「沖縄をもっと元気に!」と叫びながら
CMに出ていたことがあります…
ただ、あのCMで叫んだ思いは、きっと今も変わりません。
大好きなニュージーランド、そして沖縄を、もっともっと元気にできるような
そんな報告をしていきたいと思います。
沖縄が大好きな人、NZが大好きな人、いろいろな方に
ほんの少しでも有益な情報が提供できれば幸いです。
よろしくお願い致します。
実近良雄
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