2011年11月1日火曜日

Sea Kayak Surfing-カヤックでサーフィン!

さて、シーカヤックサーフィンを体験しました。



                photo: Yoshi

その名の通り、シーカヤックを使ったサーフィンなんですが、正直私は、もう少し優雅なものだと思っておりました…

NZでのシーカヤックサーフィン、かなりアドベンチャーです!
場所は、南島北部東海岸のRobin Hood Bay

                photo: Yoshi
NZの海岸は、その場所や地形によって、波の立ち方や雰囲気が大きく異なります。

その中でもこのBayは、湾の形状が、太平洋の波をきれいに受け止め、常にある程度の高い波が立つポイントとして有名です。

絶好のサーフィンスポット。

私も、シーカヤックはある程度の経験もあり、小さな波乗りならそれなりに楽しんだ経験もありますが、ここの波を見て、さすがにちょっと…ビビリました。

ウェアは、ヘルメットにウェットスーツ、当然PDF(ライフジャケット)。
完全防備です!


                           photo: Yoshi

艇は、シーカヤック、リバーカヤック、シットオンカヤック

シットオンタイプのカヤックは、最も安全で初心者向きということになるでしょう。

シーカヤックは破損や怪我の恐れもあるので、ラダー(舵)がないものを使いました。
ラダーが装着されているカヤックは、ラダーが使えないよう、固定しての使用でした。

まずは講師から注意事項のレクチャーを受け、勇気のある者からどんどん沖に出て行きます。

で、私も挑戦しました。

まずは、タイミングを見ながら、高い波を越え、沖に出ます。




 しかし、サーフィンに関しては完全に初心者。 まずは自分が乗れる波の大きさを見定めることが大変でした。
そして、当然のように、誤っていきなりでっかい波に挑戦してしまい…



カヤックから見る波は、もっと大きく感じました。

まさに巨大な水の壁が迫ってくる恐怖です…

波乗りに失敗し、波にもまれると、あとはかなり、きついです…


                          photo: Yoshi
 サーフボードと違い、全長5メートル、重さ数十キロのシーカヤックの場合、このクラスの波に揉まれるともはや手で掴むことはかなり危険です。

一度、掴もうとカヤックのロープを握りましたが、波のものすごい力に引っ張られ、手のひらが血だらけになりました…

カヤックは一気に体から離され、飛ばされるように砂浜の方向に消えていきました。

あとは、パドルを離さないよう泳ぐだけで精一杯な状態となります。



                photo: Yoshi
流されたカヤックは、必ず砂浜に打ち上げられるので、失う心配はありません。 カヤックには、水没しないよう、コックピット内にフロートをはめ込んでいます。

ただ、流されるカヤックは、コックピット内に大量の水が入り、非常に重くなったまま、波の強烈な力でさらわれていきます。先端は鋭利ですし、とても危険です。

事前に、流されるカヤックと砂浜との間に、人がいないことなどを十分に確認する必要があります。

このように、シーカヤックサーフィンを楽しむには、場所を選ぶことが非常に大切なポイントになるかと思います。

カヤックを喪失しにくい湾内で、障害物が少なく、他にスイマーなどがいないこと。

このような条件を満たせば、シーカヤックサーフィン、かなりアドベンチャーなアクティビティです。


                photo: Yoshi
サーフボードと違って、体がカヤック内に固定された状態なので、スリルもそれなりに高いです。

波に乗ると、あとは、パドルをうまく舵のように使って進むことになります。


                          photo: Yoshi
波乗りの要領が分かってくると、これは本当に楽しいです。

カヤックの、よりアドベンチャーな使い方です。

失敗して波に揉まれて苦しむことさえ快感になってくると、結構ハマルかも…



                          photo: Yoshi































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